どうもこんにちは。雑食系エンジニアの勝又です。
Twitter等では以前から告知しておりましたが、本日正式に雑食系エンジニアサロンの新料金プランである「スタンダードプラン」を開始することになりました。
従来は980円の料金プラン一つのみでしたが、本日から開始されるスタンダードプラン(初期は14,800円)と、今年中に導入予定のプレミアムプラン(初期は49,800円)を合わせて、合計3つの料金プランからお選び頂けることになります。(980円の旧プランは今後「ライトプラン」というプラン名になります)
スタンダードプランとプレミアムプランはどちらも「モダンなWeb系自社開発企業への転職」に特化したサービスを提供いたします。スタンダードプランは主に「独学支援サービス」を、プレミアムプランは主に「メンタリングサービス」を提供していきます。
スタンダードプランのサービス
スタンダードプランで提供する主なサービスは下記になります。
- Web系自社開発企業への転職を成功させるための、会員様専用の詳細なロードマップの提供。(以前noteで公開していた学習ロードマップや、「Web系エンジニアになろう」で解説している内容よりもさらに詳細な情報やアドバイスを提供しています。現時点でもかなりのボリュームになっていますが、今後も引き続き有用な情報を追加してブラッシュアップしていきます)
- ロードマップに沿ったスキルチェック問題集の提供。(コンピュータサイエンス基礎、Linux基礎、RDB/SQL基礎、Git/GitHub基礎など。学習管理サービスとしてはlearningBOXを使用しています)
- コミュニティプランとは別の専用Slackにおいて、全て現役エンジニアのメンター陣の皆さんにキャリアや技術に関して質問し放題。(出来る限り24時間以内に回答させて頂きます。※ただし「質問ガイドライン」をしっかり守って頂く必要があります)
- 雑食サロンの先輩の皆様のハイレベルなポートフォリオが数十件以上自由に閲覧可能
- ポートフォリオの事前レビュー
- ポートフォリオのレビュー
- チーム開発体験(GitHub/ZenHub/GitHub Actions/Slack通知を活用した、モダンなチーム開発の手順を体験することができます)
初期は色々と不手際が発生する可能性が高いため、かなり低料金でのスタートになりますが、運営側の作業フローが安定してきたタイミング、および新サービスを導入したタイミング等で、随時適正な料金に改定していく予定です。(初回の料金改定は1ヶ月〜2ヶ月後あたりのかなり早い段階を想定しています)
なお、料金の改定があった場合でも、プランをご解約されたり他のプランにご変更されたりしない限りは、継続して同じ料金でサービスをご利用可能です。
「モダンなWeb系自社開発企業への転職を成功させるためのロードマップ」について
スタンダードプランとプレミアムプランの会員様のみに提供するロードマップです。こちらは現時点で6章構成です。
第1章「はじめに」では、環境づくり、わかってから始めたい病、教材マニア、質問力、RubyとRailsを推奨している理由などについて解説しています。
第2章「開発用マシン」では、購入すべきMacBook Proのスペック、M1チップのモデルを避けるべき理由、お薦めの外部ディスプレイ等について解説しています。
第3章「外部発信」では、QiitaやTwitterによる外部発信の方法について解説しています。
第4章「基礎の学習」では、コンピュータサイエンス基礎、Linux基礎、HTML/CSS基礎、JavaScript基礎、Ruby基礎、RDBとSQL基礎、GitとGitHub基礎、Ruby on Rails基礎のお薦め教材、さらにWebデザイン、ネットワーク、テスト、セキュリティ、コーディング試験対策のための補助教材を紹介しています。
第5章「ポートフォリオ」では、ポートフォリオのテーマを決め方、実装する機能と使用技術の決め方および事前レビューの受け方、設計手順(画面設計/画面遷移/DB設計およびそれぞれのお薦めツールなど)、第1段階の開発、単体テストや統合テストの追加、UI/UXのブラッシュアップ、第2段階以降の開発(Docker/CircleCI/AWS/部分SPA化やそれぞれのお薦め教材)、ポートフォリオのチェックポイントなどについて解説しています。
第6章「転職活動」では、Wantedlyへの登録、良質なプロフィール/履歴書/業務経歴書の作成方法、面接対策、エントリーする企業の探し方、様々なエントリー方法の解説、年齢で不利のある方の転職活動方法等について解説しています。
現時点でも相当なボリュームになっていますが、今後さらに有用な情報を追加してブラッシュアップしていく予定です。
スキルチェック問題集について
「モダンなWeb系自社開発企業への転職を成功させるためのロードマップ」で紹介している各種教材で学習したものの、ポートフォリオ作りに入れる知識レベルに到達できているのか分からないという方たち向けの問題集です。
現時点では、ロードマップに沿った「コンピュータサイエンス基礎」「Linux基礎」「HTML/CSS基礎」「JavaScript基礎」「Ruby基礎」「RDB/SQL基礎」「Git/GitHub基礎」の7分野の基礎的な問題集(それぞれ50問前後)と、「Docker基礎」と「AWS基礎」といった応用的な問題集をご用意しています。
こちらの問題集でそれぞれ8割〜9割くらいの問題に正解できるようであれば、ポートフォリオ作りに入る準備は十分に整ったと考えてよいと思います。
今後は「Rails基礎」や「CircleCI基礎」といった問題集も追加になる予定です。
ポートフォリオの閲覧とレビューについて
雑食系エンジニアサロンの先輩の皆様のハイレベルなポートフォリオを自由に閲覧できます。最近公開されたものだけでなく、過去に高評価を得た作品は全てリスト化して提供しています。(言語とWebフレームワークは基本的にRubyとRailsです)
モダンなWeb系自社開発企業のエントリーを通過して内定を獲得するために、最低限どの程度の作品レベルが必要なのか、基準を明確に把握することができます。
また、ポートフォリオのレビューもおこなっておりますので、改善点の把握も容易です。過去の作品に対するレビューを参照することで、どういった点がプラス評価やマイナス評価になりやすいのかを容易に把握することもできます。
(ただしスタンダードプランのポートフォリオレビューサービスは「完成品」をレビューすることが前提となります。開発の途中段階の作品のレビューをご依頼されたい場合は、プレミアムプランのコードレビューサービスやビデオメンタリングサービスをご利用ください)
さらに、作品完成後のレビューだけでなく、ポートフォリオ企画段階での事前レビューもおこなっております。ポートフォリオのテーマ選定、予定している機能数が十分かどうか、使用する技術の選定に問題はないか等、様々な観点から問題点を指摘させて頂いております。
チーム開発体験について
Rails/GitHub/ZenHub/Heroku/Slackを使用した、現場の一般的なプラクティスを反映した本格的なチーム開発を体験することができます。
基本的には3名様で1つのチームを作って頂き、サロンの優秀なメンター陣が必ずお一人アドバイザーとしてサポートする方式になります。
Railsでアプリケーションを開発したご経験があり、GitとGitHubの基本的な使用方法を理解している方であれば、基本的にはどなたでもご参加頂けます。ご興味のある方はこちらのドキュメントをご参照ください。
スタンダードプランのお申し込み方法
リニューアルされた雑食系エンジニアサロンの会員専用サイトのトップページにアクセスして、「スタンダードプランを購入」ボタンの下にある「プランの購入方法」というリンクをクリックしてください。プランの購入方法の解説ページが表示されますので、そちらの手順に従ってアカウント登録とプランの購入をおこなって頂ければと思います。
(プランの購入にはクレジットカードが必要になります。VISA/Master/JCB/AMEXなど、主要なカードにはほぼ全て対応しています)
アカウント作成時の注意事項ですが、お申込みの際に使用されるメールアドレスはできるだけgmailをご使用ください。プロパイダ等のメールアドレスでも問題ありませんが、ドコモやauやソフトバンク等の携帯キャリアのメールアドレスは絶対に使用しないで頂ければと思います。(決済完了メールやSlackからの招待メールが受信できない場合が多いため)
スタンダードプランの注意事項
バックエンドはRubyとRailsに特化
スタンダードプランでは「フロントエンド」「バックエンド」「インフラ」の全ての領域の学習やポートフォリオ作成をご支援させて頂きますが、バックエンド分野の言語とWebフレームワークに関しては現時点では「RubyとRails」のみを対象としています。
(拙著「Web系エンジニアになろう」でも解説した通り、モダンなWeb系自社開発企業への転職を成功させる上では、現時点では「RubyとRails」の組み合わせが最適であるということが主な理由です)
そのため、「PHPとLaravel」または「PythonとDjango」等の組み合わせに関しては、技術的質問やポートフォリオのコードレビューの対象外になりますので、この点はご留意頂ければと思います。(アプリケーションの機能自体のレビューは可能です)
上記の前提をご理解頂けるようであれば、バックエンドに関して「PHPとLaravel」や「PythonとDjango」、あるいはそれ以外の組み合わせでポートフォリオを作成したいという方のご参加も問題ございません。
質問ガイドライン
スタンダードプランとプレミアムプランでは、メンター陣への技術的な質問時には「技術的質問のガイドライン」を守って頂くことを必須とさせて頂いております。
これは、要領を得ない曖昧な質問によってメンター陣の時間と労力が浪費されることを防止するという意味合いもありますが、参加者の皆様の「質問力」を高めて頂くことが主な目的となります。
質問力が低いということは、要するに「発生している問題や状況を正確に相手に共有できていない」ということになりますが、この状態だと問題の解決に無駄に時間がかかってしまうことになるので学習効率が著しく悪化します。
また、今後Web系エンジニアとしてキャリアアップしていく上でも、周囲の方たちと良好な関係を築く上でも、質問力の低さは大きなハンデになってしまいますので、当サロンではご参加者の方たちの質問力の向上を非常に重視しています。
具体的には、特に技術的質問の際には「解決したい問題が明確に記載されている」「状況を正確に共有できている」「調査内容を共有できている」といったチェック項目をしっかりクリアして頂く必要があります。
それほど厳密なガイドラインではありませんが、「自分ではあまり調査せずに全部メンターの方に解決してもらいたい」「曖昧で意味不明な質問でも、お金を払っているのだからそっちで頑張って意図や状況を推測してほしい」という方には当サロンはあまり向いていないと思いますので、その点はご留意頂ければと思います。
ライトプランについて
スタンダードプランの導入に伴い、980円のライトプランに関しては、ポートフォリオの閲覧は最大5件までとなります。
また、ポートフォリオの事前レビュー/ポートフォリオのレビュー/チーム開発体験も、今後はスタンダード以上のプランでのみ可能となりますので、ポートフォリオの閲覧やレビュー、チーム開発体験をご希望される方は、スタンダードプランにお申し込み頂ければと思います。
お問い合わせ
スタンダードプランやプレミアムプランに関してなにかご質問のある方は、勝又のTwitterアカウントにDMして頂ければと思います。
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